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この唄を読む、あなたへ
今、あなたと
同じ命を生きています。
同じ質量
同じ価値、の命を
与えられ、
自分の意思で持っています。
あなたがそれを、
手放したら
私がこれを、
手放したら
あなたはきっと、泣いてくれるし
わたしはきっと、深く哀しみ、
あなたを救う手立てを、
幾つも、何度も、
考えるでしょう。
私の胸の中で、
どくどくと音がするみたいに
あなたの鼓動も、
この世界に響き渡る。
今、あなたと
同じ命を生きています。
きっと、たぶん。
あれはなんだったのか、嵐のように過ぎ去った姉と双子の甥っ子たちの帰省。
気が遠くなってもうろうとするくらい何回も坊主めくりをしたし、3人で友達みたいにマリオカートで遊んだ。ヒカキンのゼルダの伝説実況についてすごい勢いで説明してくれたので、よゐこのマイクラも面白いよと教えたけどすぐ飽きちゃって、結局仮面ライダーを一緒に見た。
夢のようにたのしかったし、体はそれ以上にバテて疲れた。子供はあんまり好きじゃないと思ってたのに、また会いたいなとか思っている自分もいる。次もマリオカートを一緒に出来るだろうか、私の膝に乗って一緒にYouTubeを見ているだろうか。あと何度、会いに来てくれるだろうか。不確かだけど、この気持ちに名前があるとしたら、きっとそれは愛なんだと思う。君たちが生きる未来を、君たちを守りたい。そういう愛なんだと思う。
1月12日
朝5時、うっすらと目が覚めた。ベットから布団が落ちていて寒い。試しに足で蹴って直してみる、やはり寒い。えい、えい、何度か蹴ってみる、直らない。こんな目覚めが、朝が、あってたまるか!えいえい!
格闘の末、私は体を起こした。穏やかな睡眠はもうここにはない。
ああホテルみたいなダブルベッドが欲しいなア…叶わない夢を思い浮かべながら、日が昇るのを、夜明けを、待っていた。この曖昧で薄暗い時間が過ぎるのを、待っていた。
「あい」
ありがとう
だいすき
あいしてる
それは
どこまでも広がる大空と同じ
無限の可能性を秘める宇宙と同じ
そのあたたかさは
太陽のまなざしと同じ
ルルリラ
ありがとう
だいすき
あいしてる
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mixi2に投稿した詩。なんでかわからないけど、恥ずかしくて改筆してしまったんだよな〜…。でもやっぱりこちらの方がいい気がする。
迷子
幼い頃、姉に「まいこが迷子になったー!」と迷子になど一度もなったことがない私を浅めの親父ギャグで馬鹿にされ、ムッとなったりしていたが、今思うとなかなかのセンスだなと思ったりもする。
まさに今、私は迷子のまいこだ。どこかに大人専用の迷子センターがあったらぜひ面倒を見てもらいたいくらいである。
なんのために生きているのか、私の絵と詩はなんのために存在するのか、未来はあるのか、私がここにいることを知っている人は居るのか、答えのない問は部屋に漂う空気になって形を保てない。
きっと、なにかのために生きるようでは駄目なんだと思う。そう思うけど、やっぱりわからない。
仕方ないので迷子のまいこは、わからないことを両手いっぱいに抱えて生きることにする。こぼれ落ちた思いも思い出もたくさんあるだろう。しかし、必ずいつかこのたくさんのわからないことが芽を出し、花を咲かせ、誰かの目にとまり、綺麗だと言ってもらえるように全うしたいと思う。1月4日、寒さの厳しい夜だった。